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2009年度 神奈川連盟理事長杯争奪大会[マイナー]

1回戦
3月28日(土)
港北 × 逗子イエローハリケーン
[新横浜公園G]
  1 2 3 4 5 6   R
逗子YH 0 0 0 0       0
港 北 2 10 3 X       15
※規定により4回コールドゲーム
本塁打  
三塁打 石川・佐藤祐(港)
二塁打 佐藤丈'(港)
─継 投─
逗子YH 高橋・藤間─広重
港 北 石川─稲垣
─戦 評─
新年度に入って初めての公式戦!冬の練習の成果は果たして??
初戦は逗子イエローハリケーンさん。立ち上がり港北先発の石川は粘られながらも、2三振を奪い、3人で斬って取るとその裏、阿部の四球、稲垣のレフト線へのヒット、好走塁もあり2・3塁。そこでバッテリーエラー、送球間の本塁突入と1安打で2点を先制する効率のよい立ち上がり!2回には堅さの取れた港北打線が爆発!下位打線が相手失策で出塁、トップの阿部が四球を選ぶと、2番から、3番佐藤丈'、4番石川、5番佐藤祐の3連続長打を含み、9番までのなんと8連打!10点を奪い試合を決める!
先発の石川は打者12人から8三振を奪い、4回終了ながら、なんとパーフェクトゲームを達成!打線も11安打でまずは圧勝で1回戦突破!!
2回戦
3月29日(日)
港北 × 横浜青葉
[藤沢LLG]
  1 2 3 4 5 6   R
青 葉 2 0 0 0 0 1   3
港 北 2 0 0 0 1 1x   4
本塁打  
三塁打  
二塁打 佐藤祐・阿部(港)
─継 投─
青 葉 坂川・宇田─東田
港 北 佐藤祐・新井丈─稲垣
─戦 評─
翌日の2回戦は、宿敵・青葉さん。大勝の後だけに、雑にならないよう、気を引き締めて臨んだが…先発の佐藤祐はやや堅さが見られ、先頭打者に四球を与えてしまう。ボールが先行しながらも、なんとか2死とするが、2死満塁のピンチ。ここで守備陣が動揺したか、連続のエラーで2点を献上してしまう。
しかしその裏、港北はすぐさま反撃に転じる! 2つの四球で2死1・2塁とすると、5番佐藤祐が左中間を深々と破る2ベース!2人の走者が生還し、あっという間に同点とする!!自らのバットで同点とした佐藤祐は、2回以降調子を取り戻し、5回までを0点に抑える!
両投手の好投で、膠着状態となった試合が再び動いたのは5回。港北は先頭の阿部が俊足を生かし、セカンドへの内野安打で出塁すると、1死後、佐藤丈'がレフトへヒット!一瞬のスキをつき阿部が好走塁で3塁を陥れ、打者走者も2塁へ!打席には4番石川!絶好のチャンスに相手投手も動揺したか、痛恨のワイルドピッチで待望の1点が港北に入る!しかし、さらなる1・3塁のチャンスに後続が断たれ、若干攻めきれなかったムードを残し、試合は最終回へ…
さすがに粘る青葉打線、先頭打者にヒットでの出塁を許し、ここで佐藤祐は球数制限のため、マウンドを新井丈に譲った。最初の打者を打ち取るものの、続く打者に四球を許し、1・2塁のピンチを招くと、8番打者は、絶妙のセーフティバント!1塁送球するも、僅かに送球もそれてしまいセーフの判定。ここで2塁走者、1塁石川の体勢が崩れたと見るや、本塁突入!素早く気づいた石川、後ろに倒れ込みながらのスナップスローで本塁送球!間一髪のタッチアウト!!さすが野球小僧の石川、ナイスプレーだ!普通はここで流れを断ち切れるものだが、さすがに青葉。続くバッターは代打が登場!1-3からセンター前に弾き返す…土壇場で同点とされてしまう!しかし、逆転は許さず、最終回、サヨナラの望みを託して港北の攻撃へ!
先頭の望月が追い込まれながらもファールで粘り、なんとか四球で出塁!しかし、後続は内野ゴロで走者を進める事ができず…。2死1塁、打順はトップにかえって阿部!2ストライクを簡単に取られるものの、勝負を焦ったか、甘く入った3球目をフルスイング!うなりを上げるような打球がセンター横を襲う…抜けた!!打球が外野フェンスに達する間に1塁から東が長駆ホームイン!!歓喜のサヨナラ勝利!!野球の醍醐味を存分に見せてくれた、ナイスゲームで3回戦進出!!
3回戦
4月5日(日)
港北 × 緑東
[逗子HLG]
  1 2 3 4 5 6   R
緑 東 1 0 0 2 0 2   5
港 北 3 2 0 0 0 1x   6
本塁打  
三塁打  
二塁打 阿部・佐藤祐2(港)
─継 投─
緑 東 中島・水野─市川
港 北 石川・阿部─稲垣
─戦 評─
3回戦の対戦は、秋季大会優勝、北ブロック戦でも敗れている、緑東さん。練習試合も行い、お互いをよく知る対戦となった。
初回、緑東打線は立ち上がり、やや制球に苦しむ石川を攻め立て、2四死球で作ったチャンスを内野ゴロで生還させる、効率のよい攻めで1点を奪う。
しかしこの大会、取られたらすぐに取り返す港北打線は、初回、阿部が初球を絶妙のセーフティバントを決めると、失策とバッテリーエラーであっという間に阿部が同点のホームを踏む!逆転しておきたい港北だが、期待の3、4番が倒れ、2死となってしまう。しかし、今大会メキメキ調子を上げてきた5番佐藤祐が左中間を深々とやぶるタイムリーツーベースで、逆転に成功!!さらに新井丈の内野安打の間に追加点を奪い、主導権を握る!
打線の援護をもらった石川は、制球に苦しんだ初回が嘘のように立ち直り、僅か7球、3人で2回を斬って取る!その裏、港北は先頭の9番東がヒットで出塁すると、1番阿部が左中間を破る2ベースで、1点追加。稲垣がヒットでつなぎ、3番佐藤丈'。ここは3塁へ内野安打を放ち、貴重なもう1点を追加する!石川は3回も無難に3人で片付けるが、4回。2周り目の中軸につかまり、2点を奪われ、5-3となった試合は再び緊迫したムードへ。港北は3回、4回と得点圏に走者を進めるも、あと1本が出ず、なんとなく嫌な流れに。
試合は最終回、この回からマウンドは阿部。先頭の6番をレフトフライに打ち取るが、続く打者にレフト前ヒットで出塁を許す。それでも落ち着いて8番打者を三振にしとめるが、「あとひとり」に焦りがでたか、連打を浴び、走者満塁、一打同点、長打が出れば一気に逆転の場面となってしまった。ここで、2番打者の打球はショート後方へのやや低い飛球。勝った!と思った瞬間だったが、ショートとレフトが交錯、まさかの失策で2者生還、同点とされてしまう。さらに逆転のピンチが残るも、ここは阿部が踏ん張り、港北最後の攻撃へ。2試合連続のサヨナラなるか?!1死から、佐藤丈'が右中間への飛球を放つ。右翼手がやや目測を誤ったか、右中間にボールが抜けていく!佐藤丈'は一気に3塁へ!そして打者は4番石川!最高の舞台が整った!石川は1ボールからの2球目を強振、鋭い打球だがショート正面へ!しかし、佐藤丈'の好スタートが目に入ったか、打球をファンブル!思い切りよく佐藤丈'が本塁へ突っ込む!本塁クロスプレーとなった…判定は「セーフ!!」なんと2試合連続のサヨナラ勝利で、準決勝へ駒を進めた港北!ミスはあったが、それも野球。それよりも、土壇場で嫌な流れを強引にでも引き戻した、ナイスゲームだ!!
準決勝
4月12日(日)
港北 × 藤沢
[平塚LLG]
  1 2 3 4 5 6   R
藤 沢 0 0 4 0 0 2   6
港 北 5 1 0 1 0 x   7
本塁打  
三塁打 折井良(藤)石川・佐藤祐(港)
二塁打 佐藤祐(港)
─継 投─
藤 沢 清水・宇田川─金谷
港 北 佐藤祐・新井丈─稲垣
─戦 評─
いよいよ準決勝!対戦相手は春の練習試合では一蹴された藤沢さん。この1ヶ月、その悔しさを持って練習してきたと思う。いざ試合開始!
港北は1回、エラーと四球で無死満塁、絶好の先制点チャンス!ここで打席には4番、石川。期待に応え、力づくでライト線を破る、タイムリー3ベースヒット!走者一掃で幸先よく3点を先制!すると、続く佐藤祐が3遊間を鋭く破るヒットでさらに1点を追加!続く新井丈が粘りに粘って、内野ゴロでランナーを進めると、望月が四球を選び、再び1・3塁のチャンス!ここで藤原、ヒットにはならなかったものの、きっちりと1・2塁間に転がし、さらに1点追加!なんと初回、効率の良い攻めで5点を先制する!
先発の佐藤祐は1、2回を走者は出すものの、落ち着いて後続を打ち取る、無難な立ち上がり。テンポの良い投球リズムは打線にも良いリズムを与える。2回には2つの四球で1・2塁のチャンスを作ると、ここで藤沢ベンチは先発から2番手にスイッチ。春先には軽くひねられた投手相手に一丸となって、ひきづり降ろした格好となった!その代わり鼻を佐藤丈'がいきなりヒットで、無死満塁!ここで石川はライトファールゾーンへ大きなフライ!3塁走者がタッチアップで生還、さらに1点を加える!
ここまで順調に来た先発・佐藤祐だが、3回表、相手打線の反撃に合う。先頭の9番打者に四球を与えると、トップに還って初球、右中間をゴロで破るツーベースを浴び、2・3塁。2番打者にも初球をセンター前に痛打され、2点を返される。このあたり、キャッチャーは初球の入り方に問題がなかったか、「なんとなく」ストライクを欲しがってしまっていなかったか?考えてみてほしい。
3番打者のライト前ヒット性の打球、これは佐藤丈'が倒れ込みながらキャッチ!なんとか1死をとるも、4番には再び初球を右中間に運ばれる!点を取られた事でアウトを欲しがる、どんどん一本調子になってしまっていなかったか?その後も失策等からみピンチを迎えるも、ここはなんとか踏ん張る。しかし得点は6−4、一気にわからなくなった!
追加点の欲しい港北は4回、先頭の稲垣がこの日3つ目となる四球で出塁するが、後続倒れ、2死となる。ここで打席には佐藤祐。この大会ですっかり自信をつけた「打者・佐藤祐」は自らを援護するべく、センターオーバーの3ベース!1塁から稲垣が長駆ホームイン!貴重な1点を追加する!!
5回はお互いに無得点、勝負は最終回。藤沢の攻撃は7番から。できれば、上位に廻したくないところだったが…この回からマウンドには青葉戦では最後の場面で気迫の投球を見せてくれた新井丈。しかし、先頭打者にショート深い位置への内野安打で出塁を許す!続く8番はレフトフライに打ち取り、9番打者は三振!2アウトに漕ぎ着けるが…。ここで打順はトップに還る!1番打者には初球をセンター前に運ばれ、2死1・2塁とされると、続く2番打者、ここもやはり初球。センター前に運ばれ、1点を返され、7-5。同点のランナーを1塁に背負って打者は3番。強い当たりのピッチャーゴロに新井も反応するものの、グラブを弾かれ、1塁間一髪セーフ!ついに逆転の走者を1塁にだしてしまう!迎えるバッターは4番。フルスイングから放たれた強い打球が一塁右へ。バウンドが難しく、前に弾き落とした石川だったが、打者の執念が勝ったか、ここも内野安打としてしまう!得点7−6!!もうフォアボールも許されない場面、野手もベンチも一体となって、最後の力を振り絞って声を出す!ファウルで粘る打者、双方譲らぬ応援合戦の中、新井の投じた7球目、外角のストレートにバットが空を切る!!マウンドでガッツポーズの新井にみんなが駆け寄る!本当にハラハラはしたが、ナイスゲームだった!ついに決勝進出だ!!
決勝
4月12日(日)
港北 × 瀬谷
[平塚LLG]
  1 2 3 4 5 6   R
瀬 谷 0 0 0 3 0 0   3
港 北 0 0 1 0 1 0   2
本塁打  
三塁打  
二塁打 稲垣(港)
─継 投─
瀬 谷 渡辺・山田─石川
港 北 石川・阿部─稲垣
─戦 評─

準決勝の興奮冷めやらぬうちに始まった、決勝戦。現5年生の代、ジュニア時代から幾度となく好勝負を演じてきた瀬谷さんが相手となった!
港北の先発は石川。先頭打者を3球三振にしとめると、2番打者も力のないショートライナーに打ち取り2アウト。3番打者にはセンター前に弾き返されるも、4番打者には巧みなピッチングで3球三振に斬って取る、順調な立ち上がり!
その裏の港北、先頭・阿部がラッキーなヒットで出塁!敵失も絡み、無死1、2塁の絶好のチャンスを迎えるが、クリーンナップは集中力を増した相手先発の絶妙のコントロールに苦しめられ、この回は得点できず…。投手戦の様相となってきた。
双方、投手の踏ん張りで緊張感を増してきた試合だが、3回裏、港北が均衡を破る!
打順良く、先頭の阿部から始まった攻撃、平凡な内野ゴロながら、阿部の足に慌てたか、内野手のエラーを誘い、無死1塁!ここで、打席には2番・稲垣。1−1からの3球目、甘く入った高めのストレートを待ってましたとばかりに強振、打球は左中間を破り、1塁から阿部が長駆ホームイン!!1点を先制!!準決勝、全打席四球で出塁するなど、辛抱強く打てる球を待った事が大事な場面で好結果に繋がった!ナイスバッティング!!なおも無死2塁と、追加点の欲しい港北だったが、ここは点を取られても、集中力を失わない相手投手の前に、後続が断たれてしまう。

リードをもらった石川、3番から始まる相手攻撃、死球とエラー、ヒットで1点を取られ同点とされてしまうと、さらに2死2、3塁のピンチ。7番打者の当たりはライト前へ!ライトゴロを狙った送球が若干それ、走者と交錯もあったか、送球を弾くと、その隙に2塁走者も生還、3点目を許してしまう。しかし、気を取り直し、更なる追加点は与えずに1−3で4回表終了。取られたらすぐに取り返したい港北だが、4回裏の攻撃は2死から藤原がセンター前ヒットで出塁、ワイルドピッチで2塁に進み、2死ながらチャンスを作るが、後続は続けず…

次のヤマ場は5回表、トップから始まる瀬谷の攻撃。先頭打者にセンター前に弾き返され、無死1塁とされると、石川も疲れが出てきたか、続く2番には四球を与え、無死1、2塁とされる。3番を気力でセカンドフライに打ち取り、1アウトとするが、相当、疲れも出てきていただろう、やや制球に苦しみ、甘く入ったところを4番打者にライト前に弾き返される。カットプレイにもミスがあり、2塁走者生還…と思いきや、2塁審が[赤いハンカチ](はじめて見た…)!!走者が戻され、1死満塁で試合再開!このラッキーを野球小僧・石川が逃すはずもなく、続く5番を注文通りの投ゴロ、1-2-3とボールが渡り、ゲッツーでこの大ピンチを切り抜ける!!

自ら流れを呼びこんだ5回の裏、港北の攻撃は先頭の阿部から始まる好打順!阿部は落ち着いて四球を選ぶと、続く稲垣がライトへの(ポテン)ヒットで繋ぐ!前のチャンスで打ち取られ悔しい思いをした佐藤丈'が、追い込まれながらもファールで粘り、甘く入った高めの球を左中間へ弾き返す!レフトの頭上を破るヒットとなり、2塁走者が生還!!1点を返す!ナイスバッティング!なおもチャンスは続き1,2塁!(ここでは本当は2,3塁のはずだったが…。1塁走者、走塁もしっかり覚えよう!)後続に期待がかかるが…瀬谷ベンチは1死となったところで投手を交代、見事なリリーフで後続を打ち取られてしまう…。1点差で最終回。港北のマウンドには阿部が上がる。ストライク先行の小気味良いピッチングで簡単に3人で斬って取る、こちらもナイスリリーフで、最後の攻撃に望みを繋ぐ!

なんとか走者を出して相手投手にプレッシャーをかけたい場面だったが、相手投手の絶妙の制球に簡単に追い込まれてしまい、苦しくなったところで効果的に使われたボール球を振ってしまう!なんと3者三振…。1戦1戦、綱渡りで勝ち進んだこの大会だったが、最後は逆に1点差で涙を飲む結果となってしまった。
しかしながら、この決勝戦、見ているこっちが息が詰まるほどの決勝戦にふさわしい、すばらしいゲームだった!現時点、雨で順延が続く春季大会だが、この1ヶ月あまり、チームは更なる成長を遂げているはず!自信を持って、関東大会優勝に向けて突っ走ろう!!最後まで声を枯らして応援してくれた父兄のみなさん、応援に駆けつけてくれたジュニアのみんな、リーグ関係者の皆さん、本当にありがとうございました!!

理事長杯準優勝!

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