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「リトルリーグ」ってどんなところ?


リトルリーグの誕生


1939年、アメリカペンシルバニア州ウイリアムスポート市在住のカール・ストッツという人が、近所の子どもたち12人でチームを結成したのが始まりです。野球好きな9〜12歳の少年で作られた、たった3チームの小さな団体でしたが、アメリカ各地に仲間がふえ始めました。やがて47年には、第1回の世界選手権が開催されるほど世界にも広がっていきます。
現在では100を超える国と地域で、約7000リーグ300万人が参加。発祥の地・ウイリアムスポートには、いまでもリトルリーグの世界本部が置かれています。


日本でのリトルリーグ


日本でリトルリーグの活動が始まったのは1955年ころです。東京の近郊でわずか5〜6リーグからの船出でした。アメリカでリトルリーグが誕生してから25周年にあたる64年、本部からの呼びかけもあって日本リトルリーグ野球協会が発足しました。
はじめは関東連盟だけでしたが、66年には関西連盟、70年には東北連盟が加盟します。以後も北海道、信越などの連盟が生まれ、全国的な組織として年々拡大していきました。
2001年の国際登録数は、全国12地方連盟合計で296リーグ。これはアメリカに次いで世界第2位のリーグ数です。


リトルリーグへ入団するには


住んでいる地域にリトルリーグがあれば、申し込めばいいのです。ただ入団するためには、ひとつ条件があります。入団する年の4月30日現在で満9歳から12歳の少年少女、という年齢です。(従来は9月1日生まれから新学年として扱ってきましたが、本年より5月1日からに変更されました)
なぜ、3月31日じやないの? と思うでしょう。日本ではその日から年度がかわりますからね。実はこれは、リトルリーグが生まれたアメリカでは、新学年が9月1日から始まるためです。ですから日本では、同じ中学1年生でもリトルリーグに参加できる人とできない人がいるわけです。


全日本リトル野球協会公式ホームページより




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