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2008年度 神奈川連盟親善大会(YRP)

1回戦
3月30日(日)
港北 × 茅ヶ崎
[YRP]
  1 2 3 4 5 6   R
港 北 2 5 2 4 3 1   17
茅ヶ崎 0 0 1 0 0 0   1
本塁打  
─戦 評─

2008年に入り、初めての公式戦。冬の間のトレーニングがどのようにチームを強くしたか、緊張感たっぷりに迎えた開幕戦。いよいよシーズン開幕だ!
初回、中里の2ベースを足がかりに、荒井陸のタイムリーなどで幸先よく2点を先制すると、その裏の守りは4人で片付ける、まずは上々の滑り出し。
2回にも荒井翼からのなんと8連打で、5点を奪い、完全に主導権を握った!
その後も集中力は衰えることなく、大滝のヒット、佐藤祐奈の2ベースなどで2点を追加、4回には再び荒井陸のヒットから、4番上間、5番佐藤仁の長短打で加点すると、勧野、荒井翼、大滝の3連打でさらに加点、4点を加える。その後も追加点を加えた港北、守っても大量点差に浮かれる事なく、しっかりとアウトを積み重ね、終わってみれば17-1の大差での1回戦突破!
ただし、ヒットの中の多くは、まだまだ野手正面近くの打球、クリーンヒットとは言いづらい打球で、そのあたりは更なる成長が必要だ。とはいえ、最初の公式戦を見事大勝で飾った港北、これを弾みに一気に勝ち進みたいところだ。

2回戦
3月30日(日)
港北 × 二宮大磯
[YRP]
  1 2 3 4 5 6   R
二宮大磯 0 0 0 0 0 0   0
港 北 0 0 2 0 1 x   3
本塁打  
─戦 評─

続いて行われた2回戦、相手は練習試合でも顔を合わせた二宮大磯ジュニア。
初回、0点で切り抜けた港北、リズムに乗って初回から攻め立てたいところではあったが、先頭、中里の出塁を活かせず、こちらも0点。続く2回も三者凡退に切り抜け、今度こそリズムに乗りたいところではあったが、こちらも内野安打の走者を一人出すにとどまり、無得点。試合が重苦しいムードとなる。
均衡を破ったのは3回の港北。1死から中里が内野安打で出塁すると、続く東逸平の右方向への打球、アウトになる間に判断良く3塁を陥れると、すかさず荒井陸がタイムリーを放ち、待望の1点を先制する!続く上間も3塁への内野安打でチャンスを広げると、ケガから復帰の佐藤仁がセンターへのタイムリー2ベースを放ち、この回2点目!
4回の守りでは、2死2・3塁のピンチを招くも、この大会からライトのポジションに入った勧野が、落ち着いて飛球をキャッチ。ナイスキャッチとともに、ポジショニングが絶妙だった。ナイスコーチ!
この展開、どちらが先に次の点を取るか…という、プロ野球中継でおなじみのフレーズがぴったりだが、お互いに走者を出すものの、決定打が出ず、2-0のまま5回裏、港北の攻撃は1番からの好打順。ここが勝負どころだ!2番の東逸が内野安打で出塁、続く荒井陸は倒れ、2死となるものの、上間がショートへの内野安打でしぶとく繋ぐと、3回のタイムリーで波に乗る佐藤仁がレフトへのまたもや2ベースを放ち、大きな大きな待望の追加点が入る!
最後の守りでは、走者を2人出すものの、5回の追加点で気持ち的に少し余裕があったか、ホームを踏ませる事なく守りきった港北、見事、準決勝進出!
ただ、試合中に降り始めた雨が強くなり、大会は一時中断、準決勝は日を開けて行われる事となった。次もこのように締まった好ゲームを期待しているぞ!

準決勝
4月12日(土)
港北 × 瀬谷
[YRP]
  1 2 3 4 5 6   R
港 北 0 5 4 0 0 1   10
瀬 谷 3 0 6 0 0 2x   11
本塁打  
─戦 評─

日をあらためて行われた準決勝。対戦は瀬谷リトル。昨年から公式戦では必ずと言っていい程顔を合わせる強豪チームだ。
日を開けた事が吉と出るか凶と出るか…初回の攻防、完全に[凶]が出てしまった。
先頭から当たりが出ず、あっさりと4人で攻撃を終了してしまうと、その裏、取れるアウトを悪送球や捕球ミスなどで逃し続け、あれよあれよと3点の先制を許してしまう。
先制されて目が覚めたか、2回、先頭荒井陸のヒットから、佐藤仁、荒井翼とヒットが続き、2点を返すと、エラーでチャンスを拡げた後、佐藤祐奈のヒットで荒井翼が還り、同点とする!その後、2死から、東逸・勧野のヒットで2点を加え、試合をひっくり返す!勢いの出た港北、3回にも荒井陸から、同じようにヒットが繋がり、上位に帰って中里のタイムリーなどで4点を加え、9-3、完全に主導権を握った!………ように思えたのだが………
3回の守備、油断があったか、安堵で気が抜けたか…経験不足も手伝って、完全に混乱の守備となってしまう。先頭打者に内野安打で出塁を許すと、1死後、三遊間、レフトが3人でゴロを追い、いずれの選手もボールを後逸してしまう。続く6番にヒットを打たれ、この回2点目を許すと、7番打者の当たりはショートゴロ。飛び出した2塁走者をきっちり三塁で仕留めた…と思われたが、なんと20センチの距離の走者にタッチしそこね、挟殺プレーとなった後、走者を生かしてしまう。相手のミスをきっちりアウトに出来なければ、当然流れは向こうに傾く。おそらく守っている選手も、イヤな空気を感じたのではないだろうか。さらに、内野ゴロ、バックホームを狙うも、送球がそれ、生還を許すと、ラストバッターの内野ゴロ、状況を考えれば決して必要のない送球をした上、暴投、なんと同点に追いつかれてしまう。
一度失った流れは簡単には戻らない。4回、5回と淡白な攻撃で無得点で終わるが、守備陣は危ないながらもなんとか無失点で切り抜け、勝負は最終回に。先頭中里のヒットと1死後、勧野のヒット、上間のヒットでなんとか1点をリードし、なおも2・3塁。期待された中軸が、ヒットを打つ事ができず、1点をリードするにとどまる。ここも、流れを完全につかんではおらず、少し重苦しい空気に押され、あと1本が出なかった。そんな気がする。
それでも最終回、なんとかその1点を守りきる事で、選手たちには自信を付けてもらいたかったが…先頭打者にヒットで出塁を許すと、続く3番のサードゴロ、なにも焦る必要のない場面で悪送球、ピンチを拡げてしまう。続く4番のライト前への当たりは、なんとか1塁でアウトを取るものの、1死2・3塁、一打サヨナラのピンチは続く。打線は下位に向かう場面、なんとか2死にこぎ着けたいと一旦、内野陣を落ち着かせ、試合再開。結末は思わぬ形で訪れた。
5番打者の当たりはピッチャー前への弱いゴロ。ダッシュも悪く、本塁は間に合わず、1塁でアウトを取る。すると2塁走者が一瞬のスキをついて、本塁突入、佐藤仁から東公平にいい球が返り、間一髪のタイミングであったが、走者スライディングが東公平のタッチをかいくぐり、判定はセーフ。なんとも信じ難い幕切れとなってしまった…

やはり、これだけのミスをしては負けるべくして負けたという他ないだろう。一人一人がキャッチボールを始めとする基本にもう一度真剣に取り組まなければ、この後、何度も同じ敗戦を喫するだろう。ただ、それだけではなく、状況に合わせた[考えるプレー]ももちろん、同時にできるようにならなくてはいけない。この試合を教訓として、どれだけ自分の頭で考え、どういうプレイヤーになっていきたいのか、どういうチームにしていきたいのか。チームのみんながそういう姿勢で練習できるようになれば、二度とこのような試合はしないだろう。全ては自分次第という事!奮起に期待しているぞ!


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