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2007年度 第5回湘南ライオンズクラブ杯Tボール選手権

1回戦
4月28日(土)
港北 × 平塚
[平塚球場]
  1 2 3 4 5 6   R
港 北 1 0 0 0 5     6
平 塚 2 3 0 0 0     5
本塁打 石川1号(2)
─戦 評─
普段の練習よりも更に早起きして臨んだ、待ちに待っての公式戦、初戦の相手は平塚リトル。昨秋はともに神奈川代表として関東大会に出場した強豪チームとの対戦となった。
初回、先制して波に乗りたい港北だったが、自慢の1,2番コンビが出塁できず2死。主砲、石川の当たりもサードゴロ・・・まさかの三者凡退?!と思われたが、一塁への送球が悪送球となり、打者走者は2塁へ 。どうしても先制点が欲しい場面、4番に座った稲垣紘の当たりはレフト頭上を破る2ベースとなり、なんとか1点を先制!しかし、ここからが本当の試練の試合となってしまう・・・。
先頭打者を斬って取り、落ち着くかに見えた港北ナイン。しかし、初戦の緊張、強豪平塚というプレッシャーが、逆にリードされているかのように体の硬さとなって現れる。普段なら簡単に捌く打球が、手につかない。2番、3番の出塁を許すと、得点圏に走者を進められての内野ゴロで2点を取られ逆転される。ただ、むしろこれで硬さがとれれば・・・というベンチの思惑とはうらはらに、2回の攻撃は簡単に三者凡退、裏の守備では先頭打者から、なんと4つのエラーが重なる。1点1点と追加される度に重くなる空気・・・いつもの港北とは違う雰囲気に包まれてしまう。3回、4回の攻撃も、まるで糸口がつかめず、空気は重たくなるばかり・・・
誰もが祈るような気持ちで迎えた最終回、先頭東がセンター前ヒットで出塁!1死後、9番に座った佐藤仁のライト前ヒットで1,2塁となり、ここまで2打席凡退のトップバッターの阿部。しかし、ここぞの場面ではやはり頼りになる!ライト頭上を破るタイムリー2ベースでまず1点!なおも1死2,3塁のチャンスが続き、ベンチからの大声援が響く中、続く佐藤丈'の当たりはセカンドへのハーフライナー。。。が、走者を意識したのか、相手2塁手がこれをファンブル!なんと2者生還となって打席には石川。打席からは1点ビハインドとは思えないリラックスした雰囲気が感じられたが・・・快音を残した打球は、レフトの遥か頭上へ!狂喜乱舞の港北ベンチ、悠々とダイアモンドを廻る姿、すっかりおなじみの光景となった!最終回のグラウンドにはプレッシャーから開放されたか、いつもの港北ナインがいるように思えた!!選手の粘り強さ、ベンチの声援に大拍手の1回戦突破だ!ただし、初戦独特の雰囲気に対しての気持ちの持ち方・・・克服しなければならない課題も!!
2回戦
4月28日(土)
港北 × 小田原足柄
[平塚球場]
  1 2 3 4 5 6   R
港 北 5 0 0 0 5     10
小田原足柄 0 0 0 0 0     0
本塁打 石川2号(3)
─戦 評─
薄氷を踏むような勝利で初戦を突破した港北リトル。2回戦の対戦相手は、小田原足柄リトル。対戦は昨夏以来だが・・・
初回、先頭の阿部がセンター前ヒット、佐藤丈'がライト前ヒットで早速無死1・2塁のチャンスを作る。どうやら、いつもの港北打線になってきたようだ!すかさず石川が試合をまたいでの2打席連続となる本塁打!一気に3点を先制!さらに佐藤祐の安打を足がかりに、2点を追加、5点を先制し、完全に主導権を握る。守っては、3者凡退を2回、失策を続けず、後続を丁寧に打ち取る、という戦前の目標がしっかりできた。欲を言えば、2〜4回に攻撃が淡白になった事!どんなに良い当たりでも正面にライナーを打ってしまってはなかなか点はとれない、という実証のような攻撃だったように思う。とにかく、2回戦突破!
3回戦
4月28日(土)
港北 × 横浜青葉
[平塚球場]
  1 2 3 4 5 6   R
横浜青葉 1 0 3 0 1     5
港 北 3 0 3 3 X     9
本塁打 石川3号(2)4号(1)5号(2)
─戦 評─
2回戦での快勝で勢いに乗って臨んだ、青葉戦。やはり、青葉に対する意識の現れか・・・子供達(父兄達も)の表情も心無しか堅いように思える。
得意の先攻を青葉に取られ、試合開始!初回を無失点で有利に試合を進めたい港北。青葉先頭打者のライト線への当たりを、ナイスポジショニングの仁が好捕!港北ナインも、すこしばかり体が楽になった事と思う。
しかし、続く2番打者の打球は、右中間をまっぷたつに割る、2ベース。さすがの青葉である。3番打者をサードゴロに仕留め2死3塁。なんとか無失点で切り抜けたい港北だが・・・4番打者の打球はレフト前へ!稲垣紘が必死に飛び込み、鯱のようになりながらナイスキャッチ!・・・と思われたが、ボールはグラブからポロリ・・。残念。続く打者にも2ベースを浴び、またも2・3塁・・・いやな雰囲気が漂うが、続く打者をファーストゴロに打ち取り、1点で切り抜けた港北。選手からはいい意味で緊張感が抜けたように思えた。
1回裏、港北の攻撃は先頭の阿部、佐藤丈'が連続2ベース!ここで石川が本日3本目となるホームランをレフトに叩き込む!一撃で逆転・・・味方で良かったと本当に思う。再び上位に廻った3回、またもゲームが動き出す。青葉3・4番が連打で1死2・3塁・・・迎えるバッターは、5番打者。なんとライトにホームランでお返しをされ、4−3と逆転されてしまう!しかし、差は1点、なにより選手、ベンチのみんながこの試合を楽しんでいるような雰囲気!再逆転の期待は十分に持てると感じた。
予感は的中で、1死から石川がまたも本塁打!すかさず同点に追いつく!2死後、稲垣紘は左中間へヒット、荒井は絶妙のレフト線へのヒットでしぶとくつなぎ、1・2塁。このチャンス、なんとか逆転まで持っていきたいところ・・・。ここで、打席には東逸。マイペースな普段通りの打撃で、しっかりと狙った打球は右翼線へ・・・前進してきた相手右翼手が、ダイレクトキャッチを試みる!打球はそのわずか手前で跳ね上がり、2者生還のタイムリー3ベースとなった!2死からの2得点、本当に大きいぞ!大会前には当たりが出ず心配していたが、初戦、また、この大一番で本当に大仕事をやってのけた逸平!ナイスバッティング!
しかし、4回の青葉の攻撃は再び上位打線。しかし、逆に言えばこの回を抑えれば勝利に大きく近づく事となる。走者を一人出すものの、ライト佐藤仁の好捕もあって、無失点で切り抜ける!するとその裏、勢いが続く港北は、佐藤仁の内野安打を足がかりに、阿部のセンター前ヒットで、2・3塁とチャンスを広げ、佐藤丈'のタイムリーでまず1点追加!すると、もはや手のつけられなくなった石川がこの日5本目、この試合だけで3本目となるホームランで突き放す!
迎えた最終回、前の打席でホームランの5番打者。またも、ライトへ見事なホームラン・・・。しかし、5点のリードを持つ港北は落ち着いて後続を打ち取り、ゲームセット!見ているこちらも十分に楽しませてくれたナイスゲームだった!おめでとう!
準決勝
4月28日(土)
港北 × 瀬谷
[平塚球場]
  1 2 3 4 5 6   R
港 北 3 3 0 4 0     10
瀬 谷 0 1 0 0 0     1
本塁打 石川6号(2)
─戦 評─
波に乗る港北、準決勝の相手は久しぶりの対戦となった瀬谷リトル。初回、阿部がいきなり左中間を破る二塁打で出塁、三塁へ進塁後、打席には主砲石川・・・周囲の期待通り(?)ボテボテのサードゴロ内野安打で幸先よく先制する!続いて、ここ最近、めきめきと力をつけ、打球の速さの倍増した佐藤祐。右中間への大飛球はエンタイトル2ベースとなり2,3塁にチャンス拡大!早くも港北ベンチはお祭りムード!結局このチャンスが相手にプレッシャーを与え、敵失も絡んで3点を先制!その裏の守り、走者を許すものの課題の立ち上がりを0点で切り抜けた港北は2回、この回先頭、この大会から正式に港北のメンバーとして参加の関。ショート頭上、絶妙の打球を左中間に落とし、無死1塁とする。結局このランナーは、ダブルプレイにより、2死となってしまうが、先頭打者の仕事をきっちりとこなしたぞ!そしてさらに、2死でも攻撃は終わりじゃない!とばかり阿部が目の覚めるような当たりで3塁線を破る!続く佐藤丈'はサード強襲の当たり、俊足を活かした内野安打で繋ぐと、またもチャンスに石川、平凡なレフトフライに思われたが、これも一度はレフトのグラブに収まった打球が、ポトリと落ちる。そして続く佐藤祐はセンター前にきっちりはじき返し、この回3点を追加。完全に主導権を握った!
再び港北打線に火がつくのは4回。先頭の佐藤仁がショートへの内野安打で出塁すると、トップに返って阿部がレフト前ヒットで繋ぐ。ここで、前の回でなにかスイッチが押されたかのような好守備を連発し、波に乗る佐藤丈'。しぶーいセカンドゴロで1点追加・・・。
そしてとどめは、この試合、点にはなっているものの、もやもやとした当たりの続いていた石川。さすがにこの流れに乗り遅れる訳にはいかない、とばかり、レフトフェンスオーバーを叩き込む!終わってみれば10-1の快勝で決勝進出!よくやった!
決 勝
4月28日(土)
港北 × 横浜中央
[平塚球場]
  1 2 3 4 5 6   R
港 北 3 1 1 0 2     7
横浜中央 0 0 0 0 0     0
本塁打 石川7号(2)
─戦 評─
いよいよ念願の決勝戦!相手は横浜中央リトル。まるで決勝戦開始を待っていたかのように曇っていた空にも光が差しこみ、すがすがしさを感じる中でプレイボール!
先頭阿部がサード強襲ヒットで出塁、1死後、石川がレフト線に2ベースを放ち、1点先制!その後、2死満塁となり、打席には東逸。見事期待に応えるライト前タイムリーで2点を追加!続く上間の当たりは、中前に抜けるかと思われたが、相手セカンドが好捕。おしい・・・。しかし、初回3点の先制と、幸先のよいスタートとなる。
その裏、連勝ですっかり体の力が抜けた港北は、センター佐藤祐がセンターゴロをとるなど、好プレイが相次ぎ無得点に抑える。
2回にも1点を追加した港北、3回には2死から代打で登場の伊沢が三遊間にゴロを放つ。全力疾走で相手野手の悪送球を誘い、2塁に達すると、阿部のタイムリーでホームイン!ホームインした時のガッツポーズが印象的だった!伊沢、上間はこの試合含め、試合途中までの出場、途中からの出場が続いているが、すぐにフルに活躍してもらわなければいけない選手。この試合のように、出場のチャンスをきっちり活かして、どんどん出場時間が長くなるように頑張ってほしい!
サード阿部の好守連発で、だんだん勝利が近づいてくる。そして最終回となる5回、先頭の佐藤丈'が右中間をまっぷたつに破る2ベースで出塁すると、港北の攻撃を締めくくるのは俺しかいない!とばかりに主砲石川が、この大会7本目となるホームランをレフトへ叩き込む!ダイアモンドを走る姿には、もはやオーラさえも漂う・・・。
慢心とは違う「勝てる」と確信したチーム、選手の動きもますますキレが出てきたように感じた最終回、ひとつアウトを取るたびに喜びがこみ上げる!優勝を決めるウィニングボールはサード阿部からセカンド佐藤丈'へ!大会を通してチームをリードしてきた二人が、優勝を決める最後のアウトをがっちりとつかんだ!おめでとう、港北ジュニア!
そして、声を枯らして応援してくれたコーチ・父兄のみなさん、ありがとうございました!
選手達、本当におめでとう&ありがとう!

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